廣瀬由美子写真展「TuTu(チュチュ)」
7月8日(月)~7月28日(日)(展示は終了しています)
「TuTu(チュチュ)」
1999年、クラッシックバレエをモチーフにモノクロフィルムで撮り始めました。構図とグレー諧調のみで表現するモノクローム写真。その特性を活かして、何枚もの薄布が重なるチュチュ(TUTU)のフォルムやバレリーナの凛とした美しさを表現したいと思いました。
もともと、バレエ衣装やトウシューズはこの世の者でない妖精や亡霊を表現するために考案されたといわれ、舞台をより幻想的に見せてくれます。そして、爪の先まで美しいバレエの動きは、決まったパ(型)やルールがあります。長い期間をかけてこの基本を身に着けたダンサーの背中はとても雄弁です。
廣瀬由美子 略歴
<個展>
2002年 「レンガの町の子どもたち -Portraits of Nepal-」 ドイフォトギャラリー/有楽町
2003年 出版記念写真展「レンガの町の子どもたち -Portraits of Nepal- 」 クレヨンハウス/青山
2003年 「TuTu (チュチュ) 」 ジ・オブセッションギャラリー/代官山
2005年 「TuTu (チュチュ) 」 ジ・オブセッションギャラリー/代官山
2008年 「TuTu (チュチュ) 」 ギャラリー冬青
2013年 「胡蝶の夢」 アモーレ銀座ギャラリー
<出版>
2003年 写真集「レンガの町の子どもたち -Portraits of Nepal-」 (光村印刷刊)
2005年「吉田都・終わりのない旅」、アーチスト4人のひとりとして参画 (阪急コミュニケーションズ出版刊)
<受賞歴>
2000年 東京写真月間・女性だけの写真展、準優勝賞 「まっすぐに生きる (ネパール)」
2004年 全国二科展、入選 「TuTu (チュチュ) 」
2006年 写真家ユニオン公募展、準大賞 「TuTu (チュチュ) 」
<所蔵>
2012年 フランス国立図書館(BNF)