2013年11月17日(日)~12月1日(日) (展示は終了しています)
今回の展示について
岩瀬禎之さんの海女の写真を見て感動したのがきっかけで海女さんに興味を持ちました。
海女の文化は日本と韓国だけの独特の文化です。
しかし残念ながら海女は減少しつつあります...
現在の海女さんの写真を私が残さなくてはならないと勝手な使命感にかられ作品を作り始めました。
千葉県白浜町の7名の海女さんが所属する一つの海女小屋に密着し写真を撮らせて頂きました。
自然と共存し、自然に敬意を払いながら仕事をしている海女さんの姿を撮影するにあたり色々と学びました。
フィルム撮影を選んだ理由は海女文化同様に銀塩写真が減少しつつある今、あえてそれにかけて撮影したいと思ったからです。
フィルムの風合いは然ることながら銀塩写真の良さをこの作品で残したいと思いました。
素晴らしい日本文化を世界の人々に見て頂けたらと思うと同時に、
人間の食文化に海女文化があり続ける事を願ってやみません。
初芝 涼子(はつしば りょうこ)
1978年 千葉県生まれ
桑沢デザイン研究所(夜間部 ビジュアルデザイン科)卒業
以降ドキュメンタリー、アート、ネイチャー等の写真で表現できる世界を求め活動中