2014年3月16日（日）～4月6日（日）（展示は終了しています）
今回の展示について
日本を代表する写真家「須田 一政」「北井 一夫」の個性溢れるオリジナルプリントを展示いたします。
写真家にとってプリントは最終表現、作家によるプリントの違いをお楽しみください。
【作家プロフィール】
須田一政（すだ いっせい）
1940年 東京生まれ
1962年 東京綜合写真専門学校卒業
1967-70年 演劇実験室 天井桟敷（寺山修司主宰）専属カメラマン
1971年 フリーとなる
1976年 「風姿花伝」により日本写真協会新人賞受賞
1983年 写真展「物草拾遺」等により日本写真協会年度賞受賞
1985年 写真展「日常の断片」等により第1回東川賞受賞
1997年 写真集「人間の記憶」により第16回土門拳賞受賞
2007年 写真集「民謡 山河」刊行
現在 日本写真家協会会員 千葉市在住
北井一夫（きたい かずお）
1944年 中国・鞍山（あんざん）生まれ。
日本大学芸術学部写真学科中退
1965年 横須賀の原子力潜水艦寄港反対闘争をテーマにした写真集『抵抗』を自費出版。
1969年より、新東京国際空港反対闘争の記録である「三里塚」を『アサヒグラフ』に連載。
闘争に身を置く農民たちの日々の生活を綴った映像は、
新しいドキュメンタリーとして高い評価を得た。
1974年から、『アサヒカメラ』に「村へ」のシリーズを長期連載。
1976年 第1回木村伊兵衛写真賞を受賞。
その後も、81年に大阪の庶民生活を取材した『新世界物語』、
1989年に船橋市に生活する人々を文章と写真で綴った『フナバシストーリー』、
2012年に写真集「いつか見た風景」を刊行。
