暗室レンタルトップ

企画写真展~現在の展示

企画写真展~今後の予定

 

 

企画写真展~これまでの展示


福島県いわき市平字紺屋町45 紺屋町ビル3階
TEL : 0246-38-3152
FAX : 0246-38-3153


ご案内図
大きな地図で見る印刷用PDF
(Google Map)

現在、トピックスはありません。

 

 

萩原義弘写真展「黒い屋根 -炭鉱住宅の記憶-」

 2014年7月6日(日)~7月20日(日)
 開催場所アートスペース モーター(東京)(展示は終了しています)

萩原義弘写真展「黒い屋根 -炭鉱住宅の記憶-」


「昨年12月にコールピットで展示された萩原義弘氏の作品を中心とした写真展が東京でも開催されます、年々消えつつある炭鉱住宅の面影を是非ご覧ください。」


作家コメント

本州最大の炭田であった常磐炭田。すべての炭鉱が閉山してから、だいぶ年月が経つ。
かつて数多くあった木造の炭鉱住宅(炭住)は取り壊され、その多くは新たな住宅地となり、年々炭鉱の面影は消えつつある。

いわき市の旧小野田炭鉱周辺には築100年を超えた炭住が残っていた。
おそらく明治期に建てられたもので、現存する炭住の中でもかなり古いものだろう。
またこの炭住はコールタールが塗られた紙が幾重にも貼られた紙の屋根で、北海道や九州の炭鉱では見たことのない常磐独特の炭住だった。
しかし、東日本大震災以降、長年住んでいたお年寄りが引越し、空き家となった炭住は次々と解体されていった。

壊される前に、持ち主の許可を得て室内の撮影をしていると、壁紙が剥がされた壁に色あせた新聞が貼ってあるのに気が付いた。懐中電灯で照らしながら夢中で読んでみると、東宮(昭和天皇)の婚儀の勅許に関する記事で、なんと大正時代の新聞だった。
また別の炭住では、剥げかかった壁紙の裏に時代劇の映画ポスターが貼られていた。
後で調べてみると「大道寺兵馬」は1928(昭和3)年に日活が制作したもので、佛生寺弥作監督の最初の作品だった。明治から平成にかけ、炭住で生活した人たちの証が地層のように重なって壁に残っていた。

人が住まなくなった木造の炭住は、すぐに痛んでしまう。そして、解体され、そこに暮らした人々の存在は忘れさられてしまう。しかし、撮影し作品化することで、少しでも人々の記憶に残すことができるのではないだろうか。1枚でも多くの作品を残したい。
そんな思いを持ちながら、この一年間いわきを訪れた。

作家プロフィール

萩原 義弘(はぎわら よしひろ)

1961年 群馬県高崎市生まれ
日本大学芸術学部写真学科卒業
毎日新聞社出版写真部を経てフリー

<主な展覧会>

1983「沈黙の炭鉱・夕張は今」(銀座ニコンサロン/東京)
1999「巨幹残栄」(ヘルテン国際写真フェスティバル/ドイツ)
2000「巨幹残栄・東日本編」(コニカプラザ/東京)
2001「SNOWY」(ライトワークス/横浜)
2002「巨幹残栄・SNOWY」(新宿ニコンサロン/東京)
2004「炭鉱(ヤマ)へのまなざし-常磐炭田と美術-」(いわき市立美術館/いわき)
2006「SNOWYⅡ」(パストレイズM/A丸ノ内/東京)
2008「SNOWY」(ギャラリー冬青/東京)
2009「文化・資源としての炭鉱展」(目黒区美術館/東京)
2010「第26回写真の町東川賞受賞作家展」(文化ギャラリー/東川)
2011「ヤマに在りヤマへ還る」(アルテピアッツァ美唄ギャラリー/美唄)
2012「SNOWY」(アンコール・フォトフェスティバル/カンボジア)
2013「炭鉱から」(ポレポレ東中野/東京)

<写真集・著書>

『巨幹残栄・忘れられた日本の廃鉱』窓社
『SNOWY』冬青社
『にっぽん木造駅舎の旅100選』平凡社

<受賞>

2001年 さがみはら写真新人奨励賞
2010年 第26回写真の町東川賞特別作家賞

<コレクション>

相模原市、日本大学芸術学部芸術資料館、夕張市石炭博物館、
沖縄県立博物館・美術館、東川町

アートスペース モーター
〒104-0042 東京都中央区入船2-5-9 1F
TEL 03-3552-0123

交通

東京メトロ・日比谷線 / JR・京葉線 八丁堀駅下車 A2出口より徒歩5分
東京メトロ・有楽町線 新富町駅下車 5番・7番出口より徒歩5分

地図