コールピットは福島・いわきを拠点とする写真文化の発信地です
暗室とギャラリーのレンタルを中心にワークショップ、写真展の企画運営を行っています

「個性溢れる国キューバ、今まさに急激な変化を迎えようとしている。
写真家 佐々木元彦が1993年1月、94年7月に訪れ撮影した作品を展示いたします。氏の優しい目差しと情熱がここに。」

キューバ国へは報道写真家の立場で1993年1月と94年7月（革命記念日）に単身で延べ30日間滞在して撮影しました。
1956年キューバはバチスタ政権をフイデル・カストロ氏やチェ・ゲバラ氏らが革命を起こし1959年1月に社会主義国の革命を成し遂げました。
1961年アメリカはキューバと国交を断絶した後、キューバは経済封鎖で亡命者が続出するなど孤立した国民の生活は疲弊しました。
2015年オバマ政権は57年ぶりに国交正常化に合意しました。
日本も無償資金協力金70億円に加算拡充することを決めました。
キューバの島民はみんな陽気で開放的で人生を楽しむ楽天家です。
カメラマンなら一度は撮ってみたい謎の国とはキューバとインドです。
青い空から珊瑚礁の空港に着陸した瞬間、自分にも力が甦りチェ・ゲバラのような勇気と眼差しが奮い立ち、その情熱的な視線はアミーゴ、アミーガとなってハバナ、サンテイアゴの島民の一喜一憂を人間のルーツを体感するような心でカメラに収めました。
今回の写真展のいわき市の周辺は東日本の大地震そして放射線の被災地です。
市民は「負」に屈せず天を仰ぎ海を見つめ、未来の命の光りを灯して家族と友達と助けあって暮らしています。
常に忍耐力を失わず歴史文化の意識を高めながら誇りに満ちて生きています。
そんな人との出会いから写真展の動機が生まれ、点と線が輪となって20年前のキューバの写真が再び展示されることになりました。
キューバの太陽｛星｝のような島民の輝く瞳と笑顔はいつも世界の平和を歌い続けています。
キューバと日本の希望と平和のメッセージが地球の磁力となって連動し人類発展のスピリットとなれれば幸運に思います。リアルの報道写真とは優しい視線と思いやる心の積み重ねだと思います。
キューバは政治的にも治安の良い観光地です。冒険心でカリブ文化の酒と歌と踊りを楽しむのも私小説のプロローグとなりましょう。
今回の企画に際しましてはキューバ大使館とギャラリーコールピット様には特段のご協力とご指導をいただき感謝とお礼申し上げます。

佐々木元彦　（日本写真家協会会員・茨城県）
2015年7月吉日

●写真展　作品タイトル

「白い旅」「トンガ王国」「青い風」「シルクロード」「女化物語」
「正午の夢」「浮標」「記憶を持たない足」「キューバの星たち」
「風花真弓」「あすなろ」「風のインド」「記憶テロ・ニュヨーク」
「川」「象山と龍馬が翔ける」「筑波から東京」「新女化物語」
「人類化石進化想像展」「日本１０００人の写真家が撮る」
「キューバの星たちVOI２」

●上記の写真展会場　（東京）ニコンサロン・ミノルタフォトスペース

キャノンサロン・アートグラフ・渋谷Bunkamura・茨城県立近代美術館
東京都立美術館・東京都写真美術館・佐久間象山神社（長野市）
牛久市旧女化分校・ギャラリーコールピット（いわき市）

●美術関係　インスタレーション造形作品出品

筑波国際環境造形展・長野大町野外現代美術展・水戸ダイアローグ美術展・多摩川野外美術展・国際環境美術展in大森展・牛久現代美術展。笠間弁天町
高橋睦冶氏とのコラボレーション
ピラミットへの線（エジプト）
枯山水サークル（オーストラリア）
岡倉天心「六角堂」
日立シビックセンター

●雑誌・企業・発表媒体

週刊新潮「グラビア１５年」徳間書店「サンサーラ」「アサヒ芸能」旅行読売・取材地
「キューバ・ガンダーラ・カンボジア・イラン・トンガ王国」つくば万博」流動「落日」
美術手帳「表紙ピナクルス」小学館「トンガ王国」・草月「つくば８５現美展」
アサヒカメラ・日本カメラ・カメラ毎日・拓殖大学辞典
キューバ大使館後援

●アース８０８ギャラリー主宰

〒300-1214 茨城県牛久市女化町808-7
TEL 029-874-2688