写真展「視点 —女性8人展—」
2016年6月12日(日)~7月3日(日)(展示は終了しています)
開催場所 コール・ピット(いわき)
開館時間 9:30~18:00 休館日 毎週水曜
企画後援:YK写真工房
「いわき在住のアマチュア女性写真家8人による写真展を行ないます、
女性らしい優しく個性に溢れるそれぞれの視点をお楽しみください。」
●参加作家
浅見舞子
泉武子
猪狩マツエ
大井川泰子
太田昭子
加藤静江
滝沢千枝子
箱崎一代
●写真家 上遠野良夫氏コメント
2年6ヶ月前、遠野公民館にて全6回の講座に30名の受講参加者が居た。
全ての講座が終了後新しい写真クラブ「フォトIN遠野」が立ち上がり、
そのうち8名の女性が現在個々のテーマを追求している。
今年4月、写真ギャラリーコールピットさんから温かい言葉に甘えて開催する事が出来ました。
8人展は個性豊かで魅了的とは程遠いですが個人個人の2年間のあいだを捉えた作品です。
太田氏は自然の原風景を過ぎていく時の過去の陰を美しく映像化している。
泉氏は祭りをテーマに独創性の視点で一瞬を定着し自己の可能生を追求している。
滝沢氏は光跡の中に写る被写体の陰影を強調し幾何学的に刻々とした変化を捉える。
加藤氏は美しい造形を自分のデッサンで描くことによって空気感と寂光で内面を表示している。
猪野氏は刻の空間に相対し極限の美を深層的な世界を定着している。
大井川氏は作品を二次元の映像で表現しアートの画面を思い浮かべる、
この幻想的な作品は時空を超えた作品である。
浅見氏は時間の歳月の存在である人間の生きてきた時間と日常的な出来事を
動的表現は未来への生きた証である。
箱崎氏はこの小さい生き物は何を想い何を語らい生きる姿に心うたれた
この小さい生命に向き合う作者は日々の幸せを祈りを捉えた作者の気持ちが伝わってくる。
女性8人は心に残るモチーフを開花させようと努力している、
見る人達に少しながら私達の心を伝えられれば幸せです。