天野雅景 写真展「窓からの視点、福島県
(The viewpoint from a window, Fukushima Prefecture,2016)」
2016年11月20日（日）～12月11日（日）（展示は終了しています）
開催場所 コール・ピット（いわき）
開館時間 9:30～18:00 休館日 毎週水曜、12月4日（日）
「2016年2月～4月いわきを拠点に滞在し、福島県内各所から電車、バスの窓から撮影を中心にしたシリーズを発表」
【作家コメント】
2016年２月～４月いわきを拠点に滞在し（一般財団法人 戸部記念財団レジデンシーにて）、
福島県内各所から電車、バスの窓から撮影を中心にしたシリーズを発表いたします。
福島県を構成する３つの大きなエリア中通り・浜通り・会津地方に分かれ、
それぞれの街並み、地形、天候の特徴も違い、映り込む風景から現在の福島の日常をかいま見れることとおもいます。
主な撮影地であるいわき市は、周知の通り震災、原発の事故もあり町の再開発も伴って移り変わりも早く、車窓から見ることのできた眺めもすでに消えてしまった光景も混在しているかもしれません。
本展では、日常のワンシーンから福島県の今について傾注できる視点になればとおもいます。
＊主な撮影地は、いわき、南相馬、飯館、福島、郡山、会津エリア。
【作家略歴】
天野雅景（あまの まさひろ）
http://masahiroamano.net
京都在住の写真家兼クリエイティブディレクター。独学にて、写真と美術を学ぶ。
00年渡独後京都に移住。
その翌年に開催したゲーテインスティチュート京都（現 ゲーテ・インスティチュート・ヴィラ 鴨川） での個展を皮切りに、本格的な芸術文化への活動を展開。
03-05 年企業メセナ活動のため、展覧会事業におけるクリエイティブディレクター兼任、
その後フリーランスに。2011年3月に雅景錐を設立、国内外の企画に従事。
作品のテーマとして、日常の視点及び20、21世紀の写真の概念を軸とした作品の追求。
代表作に、”窓からの視点”シリーズや”争いを見る見解”シリーズがある。
近年、写真作品の発表にとどまらず、美術作品の発表も行う。
これまでのアーティスト、ディレクターの仕事は、国内外にて100企画を超える多数の発表や展覧に従事。
1995 独学で写真、美術を学ぶ
●主な展覧会
2016 第3回玄玄天、エリコーナ｜福島
2014 第1回玄玄天、もりたかや｜福島
2014 Place of Existence、トキアートスペース｜東京
2013 個展、新風館｜京都
2012 ART SHOW BUSAN 2012｜釜山
2010 個展、ギャラリータントテンポ｜神戸
2009 窓の表面展、フランダースセンターほか｜大阪、京都（２０１３年まで企画、出展）
2009 神戸アートコレクション、神戸ファッション美術館｜神戸
2001 個展、ゲーテインシュチュート京都｜京都
