中澤哲也 写真展「レンズを透して、土を透して。」(展示は終了しています)
2017年1月15日(日)~ 2月5日(日)
開催場所 ギャラリーコールピット(福島県いわき市)
開館時間 9:30~18:00 休館日 毎週水曜
「東京で活躍する陶芸家・中澤哲也が福島県いわき市を訪れ、『いわきで土を作り、いわきで焼き、いわきの地に焼き物を飾る』をコンセプトに作業の過程を自身が35mm〜8×10インチフィルムで撮影した銀塩モノクロ作品を展示いたします。」
やきものは、花崗岩の風化物です。
ガラスも、花崗岩の風化物です。どちらも、窯で焼かれて作り出されます。
今回いわきで土を採取し、やきものを焼きました。
やきものを焼く、それを撮影する。
2つの視線から作品を創る。
同時進行する2つの製作を1つのカタチにまとめてみたいと思いました。
【作家略歴】
昭和60年 拓殖大学 探検部(商学部貿易学科)卒業
61年 財団法人 大宅壮一文庫入社
平成 6年 小型ガス窯を導入し焼き物を始める
兵庫県丹波に通い焼き物を研究する(13年頃まで)
8年 財団法人 大宅壮一文庫退社
3月 愛知県立窯業高等技術専門校入学
9年 同校終了
11年 埼玉県小川町に薪窯を築窯
13年 板橋区にて築窯 現在に至る
小学生の時、プラモデル屋のウィンドウに置かれていた豆カメラ(550円)を
お小遣いを貯めて買ったのが初めてのカメラだった。
大学時代にはアルバイト代でペンタックスMEスーパーを買い2本の交換レンズで
満足していた。その後、特に写真に没頭することなくポツポツと撮っていたが、
焼き物を始めるとカメラが必要になり次第に自家現像を行なう。
そしてライツ・バロイに出会い写真の奥深さにはまり込んでいく。
焼き物に関しては小学生の頃に見た「わら灰釉(かいゆう)」の湯のみの不思議さに
惹き付けられた。
しかし陶芸を経験する事もなく ずっと物作りに興味があったが見るだけで満足していた。
その後、土いじりをし作ってみるとどっぷりとその深みに入り込んでしまった。
〒324-0604 栃木県那須郡那珂川町盛泉75
TEL:0246-38-3152
※駐車スペース有